プロフィール
株式会社ブラスト
株式会社ブラスト
代表取締役 下崎勇生
1998年4月1日設立
【事業内容】
電気を流すと透明なまま熱くなるガラスヒーターを製造販売しています。温度制御も含めてユニット化して様々な分野へ展開しています。ただいまバイオ分野の精密温調アプリケーションに取り組み中。
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ガラスヒーター,顕微鏡,細胞培養,タイムラプス,理化学機器(株)ブラスト

2018年06月14日

低酸素チャンバー

ブラスト社の顕微鏡インキュベータは細胞培養に最低限必要な温度とCO2のみ管理する構成です。酸素濃度は管理できないので、必要なときは一般的なインキュベータと同じくパウチに培養容器とともに脱酸素剤を入れて丸ごとインキュベートします。

極低酸素に吸着するのみで濃度制御は出来ないし、パウチは嵩張るし、なんかカッコ悪い。あまりニーズは無かったので手を付けずにいました。

しかしこのところ急に酸素管理のニーズが高まってきました。癌細胞などの嫌気性培養では低酸素or無酸素培養が必須であることは言わずもがなですが、低酸素環境のストレス下では細胞が頑張ってむしろ成長しやすくなる現象が周知され始めたようです。
あれだ、筋トレで負荷ストレスをかけて筋肉の修復過程でバルクアップするのと同じだ。

そこで、以前に気相管理用として作った非加熱チャンバーに脱酸素剤を入れて、培養チャンバーと別室にすることを考えました。

この中では酸素濃度を0.5%まで低下させられます。つまり極低酸素ガスが出来ているわけです。それを培養チャンバーにつなげて循環させると、低酸素・無酸素環境ができるという目論見です。もちろん培養チャンバーを顕微鏡に載せてタイムラプスもできます。


左はオルガノイド灌流培養システム。低酸素3次元培養は重要な位置づけになります。送気ラインの途中に電磁弁を設けてガスをパージさせると、大気と混合して酸素濃度が上がります。閉じると脱酸素剤で低酸素に振れる。仕掛けは非常に単純。

従来の酸素管理インキュベータは大型でとても高価なもの。窒素ガスを充満させて相対的に酸素濃度をさげるので、窒素ガスのランニングコストもばかにならない。それをこんな理科の実験レベルでできたら培養シーンがあっという間に広がります。何で今まで誰もやらなかったのだろう。

やってみてわかりました。ムズい!どれだけシールしてもどこからか漏れて大気が入り込み、酸素濃度が中々下がりません。ガチガチに固めてしまえばいいじゃないかとお思いかもしれませんが、そうしたらアクセス性がガタ落ちで、培地交換しにくくなります。シール性とアクセス性をシンプルな構造で両立されるには、言うほどシンプルじゃないわけです。

でも噂を聞きつけて是非欲しい!買いたい!という声がもう出てきています。うん、売れるなこれは。
ということで、9月の癌学会で商品サンプルを御披露目できるよう頑張ります(市場調査せず社長の勘だけで商品化するお気楽ベンチャー)。  

Posted by 株式会社ブラスト at 08:09Comments(0)ガラスヒーター(実例)ビジネスチャンバー

2018年06月12日

細胞生物学会2018

6/6~6/8に東京は船堀で開催された細胞生物学会が無事に閉幕しました。ご来場いただいた方々には厚くお礼申し上げます。

ブラスト社史で初のInnovefest 2018との国内外(日星)同時開催!準備にてんやわんやでしたが、どうにか終わりました。


今回はブラストの設立黎明期から応援していただいている株主の一人にサポートをお願いしました。ご自身でも会社起こされているので、その営業対応は言わずもがなの任せて安心。

オルガノイド灌流培養装置はシンガポールに持って行ったので、いつものスタンダードな培養チャンバーを展示したのですが、「既に他社製品を1台持っているのだけど2台目に安いのが欲しくて」という声が多く寄せられました。そりゃ大型セダンを持っているならセカンドカーは軽くて小回りの利く軽自動車が良いですよね。安く軽く簡単にという弊社の製品コンセプトにターゲットどんぴしゃ!

他に共培養容器NICO-1と3D培養シートTASCLを展示したのですが、最近ではNICO-1の問い合わせが急に増えました。癌研究では最新トレンドとなった液性因子のエクソソ-ムがハマるのか、本学会でも新しく研究を始めた or 始めたいという研究者の方々がブースに来られます。今までにない容器だと興味津々。
ただ、NICO-1はやっぱり”ちょっと値段が高い””と尻込みされます。まだ普及してないから最初は仕方無いですが、論文とか学術発表がこれから出てくれば使われるようになって価格もこなれるでしょう。販売が伸び始めるクリティカルマスまであと少しです。

それと、台湾の研究者が何人か訪れました。シンガポールの次に目標としているのがまさに台湾です。もう30年近く師事している中国拳法の宗家がある国で、若いころに修行、いや研修、という名の観光(早い話が遊び)に行ったことがあります。個人的にも大好きな国で、こうしてみると国民気質はシンガポールと似てるかもしれません。  

Posted by 株式会社ブラスト at 06:49Comments(0)ビジネス展示会チャンバー

2018年06月09日

Innovefest2018 in シンガポール

6/5~6/6にシンガポールで開催されたIoT、ヘルスケア最新テクノロジー展「Innovefest 2018」が無事に閉幕しました。大勢の方にいらしていただき、誠にありがとうございました。


JETROシンガポールの日本パビリオンの一角で、結構目立つ位置です。人の流れが良く、狙った分野の人と共お話しできたようです。
シンガポールではまずアカデミアの方々とリンクして学術連携から始めようと思っていたのですが、NUS(シンガポール国立大学)の研究者が来場され、今回の展示品でもあるオルガノイド培養チャンバーに関心を抱かれたとのこと。早速5月のCheminasで発表した抄録を英訳してお送りすることにします。


ブースには大型モニタが設置されているので、ポスターじゃなく動画やスライドショーを流します。何か欲しい情報の要望があれば日本でデータ修正して転送することで、すぐに現地で映せます。

今回私が行けなかったのでどうなることやらと思いましたが、優秀な現地スタッフさんに加えバイオ経験者の方にサポートしていただき、とてもスムーズに回せたようです。


こうなったら、もう私は行かないほうが良いかもしれません。事前に打ち合わせして後は現地スタッフにお任せ、最後だけ顔を出して「やあ皆、元気かい?ハッピーになろうぜ!」なんておバカキャラで愛想振りまいて、とっとと去る。

これぞ ”社長元気で留守が良い” ?!  

Posted by 株式会社ブラスト at 13:14Comments(0)ビジネス展示会チャンバーシンガポール

2018年06月04日

日本パビリオン in シンガポール

シンガポールでの展示会innovefestのブースが決まりました。


JETROシンガポール主催の日本パビリオンの一角で、配置も中々良い感じです。


イベントについては日本の中小・ベンチャーの技術をアピールすると聞いていたのですが、ふたを開けてみるとベンチャー企業はウチくらいで、他は名だたる組織じゃないですか。

でも中小企業がシンガポールへ進出するって大変みたいです。他人事みたいに言ってるけど、ブラスト社シンガポール事業は社長のノリと勢いで始めたものですから。
逆に言えば、ノリと勢いでやらないと無理です。綿密なプランを立てるとリスクがたくさん出てきて”時期尚早”って回答しか出なくなります。
実際、やればやるほど困難なことが見えてくる。

一方で、やればやるほど解決方法も見えてくるもの。PR手法を模索していた時に今回のイベント関係者と出会い、でも私が参加できないのでどうしようかと思っていたけど、現地で優秀なスタッフさんを2人も確保できました。

ポスタは掲示せず、ブースに設置した大型モニタへ動画を映します。動画は日本で作ってYouTubeにアップして、それを流します。現地でちょっと変えたい箇所が出てくれば日本で編集してアップしなおせば、最新画像をすぐ映せます。掲示物もオルガノイド灌流培養システム「SINCL」に絞り、準備物を最小限に抑えられました。

資材は送って無事に到着、後は大船に乗ってお任せです。  

Posted by 株式会社ブラスト at 11:52Comments(0)ビジネス展示会

2018年06月03日

社長の体力は会社の体力

トレーニングは自宅でダンベルを続けていましたが、負荷がモノ足りなくなったので今ではジムでマシン&フリーウェイトに勤しんでいます。体幹がしっかりしたおかげか、おやじファイトクラブでスパーリングしてもキレ良く動けるようになりました。

   ☆髪の毛の鍛え方、誰か知りませんか?

体を鍛えると体が軽くなって疲れにくいのはもちろんですが、他にも多くの効果が出てきます。まず20代の頃の爆発的な集中力が戻ってきました。創意工夫を要する開発業務にはとても大事なこと。それと胃腸も活発になって毎朝すっきり、寝つきは布団に入って数秒で夢の中。

こうなるとどんどん仕事出来て業務も拡大します。ブラストのような小っちゃいベンチャー企業は社長の体力が会社のキャパに直結するものだとしみじみ。

ただ、流石に回復力だけは衰えを隠せません。疲れにくいけど、いったん疲れたら疲労感が中々抜けないのです。なので疲れ切ってしまわないように運動も仕事もセルフコントロールします。
で、今期の展示会・学会スケジュールを確認すると、11月中旬~下旬がなんと3連チャン!大丈夫か、俺?!それを乗り切るとイベントも落ち着くので、今年のヤマをそこに持っていくよう体づくりをプランニングします。  

Posted by 株式会社ブラスト at 16:19Comments(0)徒然なるままにトレーニング