プロフィール
株式会社ブラスト
株式会社ブラスト
代表取締役 下崎勇生
1998年4月1日設立
【事業内容】
電気を流すと透明なまま熱くなるガラスヒーターを製造販売しています。温度制御も含めてユニット化して様々な分野へ展開しています。ただいまバイオ分野の精密温調アプリケーションに取り組み中。
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ガラスヒーター,顕微鏡,細胞培養,タイムラプス,理化学機器(株)ブラスト

2018年04月01日

新成人、いやさ新成社

再生医療学会が終わってのフォロー営業に加えて29年度の〆が重なり、先週は大忙し。さらにいつもならとっくに消えているはずの妖怪ネンドナイノウニュウドウが突如出現して年度内の納入を迫ります。

東奔西走で跳梁跋扈に獅子奮迅もいっちょ八面六臂の世紀末ならぬ年度末の騒動がようやく静まり、無事に迎えた本日4月1日でブラスト社は満20歳の新成人いや新成社となりました。”よくぞここまで”か、”まだこの程度”か、想いと記憶がコインの裏表みたく一体化します。

何はともあれ、我が家の恒例行事のお花見へ近所の公園を訪れました。


花はもう散り始めて葉っぱが出始めていますが、風情はまだまだ十分。時の流れを緩めて、年度末に溜まった疲労の澱を濾していきます。そのうえで躍動的な気持ちも沸いてきます。桜は人の気持ちも再生してくれるのです。

さて、今年は新しいテーマが目白押しです。気持ち新たに21期目のスタートです。  

Posted by 株式会社ブラスト at 15:32Comments(0)徒然なるままにビジネス

2018年03月24日

再生医療学会2018

先週にパシフィコ横浜で開催されていた再生医療学会2018、無事に閉幕しました。弊社ブースにお越し下しました皆様方には厚くお礼申し上げます。

   ☆京都リサーチパークからの共同出展

展示会場がポスターセッションや休憩ブースから離れていたので来場者は少ないのではと危惧していましたが、昨年の仙台での開催より多いくらいでした。スタッフも説明や案内をしっかりこなしてくれて、ブースは大盛況。
培養ソリューションと銘打ったプロモーションはユーザーの研究者のみならず装置メーカーへの組み込みニーズも十分に掻き立てられたようです。加えて各社の商品とのコラボも複数開拓できました。

展示会キャンペーンとして細胞培養チャンバーは10万円台にて販売y。もはや投げ売り状態ですが、共培養容器「NICO-1」に加えて1月に正式リリースした3次元培養シート「TASCL」を合わせて培養容器とのセットを前面に押し出しました。PCのインクジェットプリンタ方式よろしく消耗品で稼ぐ商売です。

このPRの仕方が本会のトレンドと絶妙にマッチしたみたいで、TASCLとNICO-1に関心が集中しました。とりわけNICO-1の”引き”が強かったのですが、PR効果はもとよりエクソソーム研究そのものが増えてきた感じです。時代が追い付いてきたか?!
それと再生医療の全体的な傾向として、基礎研究から臨床応用へ広がっているように思います。特に多いのが心筋細胞の培養で、やはり先行している臨床例がインパクト絶大なのでしょう。

新規顧客の開拓にマーケットトレンドの情報収集とコラボ商品によるパッケージ増強、平成29年度の大トリにふさわしい大成果でした。  

Posted by 株式会社ブラスト at 08:22Comments(0)ビジネス展示会

2018年03月15日

小さなことから

ガラスヒーターには温度センサを耐熱テープで貼ってあります。しかし調達の関係でセンサ素子を変えたところ、0.2mm厚くなって上手く貼り付かなくなってしまいました。そこで放熱性の高い接着剤を探して試してみると、ドンピシャの仕上がり。


   ※白いのが放熱シリコン接着剤

固定力はもちろん、温度検出の速さもUP。おまけにゴムのように硬化するので、修理や交換するときでも奇麗に剥がせます。小さなことですが大事なことで、センサの固定がダメならどんな制御をしようが正確じゃなくなってしまいますものね。

3月も半ばで今日からコートが春物にチェンジ、今年度もいよいよ大詰めです。オオトリのイベントである再生医療学会が来週に迫ってきて、最後の準備に追われてます。バッチリ締めて来年度スタートへの弾みとしたいものです。  

Posted by 株式会社ブラスト at 08:15Comments(0)ガラスヒーター(実例)ビジネス

2018年03月08日

シンガポール3rd

3度目のシンガポール出張から帰ってきました。日曜出発で今朝の6時前に羽田着、そのままオフィスに出社して荷物を下してやっと無事終了です。


  ☆シンガポールは街中に緑が多いのです。

今回は代理店への説明と取引内容の摺合せが主な目的で、何社かを梯子して駆け回ります。資料や見せ方も刷新して培養ソリューションの全体像をPRしました。今まで様子見っぽいスタンスだったところも、そうなると身を乗り出して聞いてくれます。

何と言いますか、登山で言うならどうにかベースキャンプまで登ってきたかなという段階です。振り返れば確かにここまで登ってきた足跡があるわけで、やればやるほどに課題が見えてくるけど、やるほどに目標へ近づいている感が強まります。

海外展開の第一歩をシンガポールに考えていたのですが、これまたやればやるほど”アタリ”だと、確信から確証へ進化していきます。タイ、マレーシア、インドネシア果てはインドひいては欧米へと、ハブ市場としての役目を国策として推進しているので、その広がり感はハンパないのです。暑くて熱い国、シンガポール。

でも戻ったら戻ったで仕事山積み。今回はいつにも増して盛り沢山の内容で、さすがにちょっとお疲れ。眠い。目を閉じると泥沼に深く沈んでいくようです。飛行機で7時間の道のりは高い頻度でも行けるギリ距離です(それ以上は体とお金が持たんわ)。最低限やるべきことだけやったら今日は帰ります。

  

Posted by 株式会社ブラスト at 07:59Comments(0)ビジネスシンガポール

2018年02月21日

初めてのリハ

今まで展示会への出展は出たとこ勝負のところがありました。当日ブースであれこれ配置して、手持ちの宣伝ツールでうまく工夫して。流れに応じて途中でレイアウト変えたりと臨機応変(決して場当たりではなく?!)に対応していました。

それが、来月の再生医療学会に向けては初めてリハーサルを行いました。



実際のブースの大きさで商品を並べてみて、説明のしやすさや動線を確認します。またこれを機に募集をかけていて応募してくれた新しい二人にも参加してもらい、説明のポイントを確認します。事前に何度かレクチャー済みですから、話し方も結構板について頼もしい。

それぞれの受け持ち担当商品も決めて重点的に覚えてもらいます。それでも覚えにくい内容はポスターやPOPにしたためて、カンペのように見ながら説明できるようにします。中々良いチームワークで、お互いフォローしながらひとまずの流れを確認できました。

再生医療学会は3月21日から3日間。でもその前にシンガポール出張です。こちらも訪問スケジュールが詰まってきました。かなりタイトですがそれは何とかなるとして、向こうは夏(常夏)なんですよね。温度差にやられないよう気を付けます。  

Posted by 株式会社ブラスト at 22:51Comments(0)ビジネス展示会

2018年02月01日

スーパーブルーブラッドムーン

昨日は皆既月食で、今年最大に見えて(スーパームーン)、今月は2回目で(ブルームーン)、血のように赤い(ブラッドムーン)からタイトルの名前になるらしいですが、なんだか戦隊ヒーローの必殺技みたいです。重なるのは良い前兆か、はたまた不吉な前触れか


  ☆あっ、赤い!

3月に顕微鏡インキュベータの説明をしにシンガポールへ行く予定で、現地商社のセールスマネージャー達に連絡したところ、うち一人がなんと別件で東京に来ているとのこと。急きょ指定のホテルに赴き、軽くディスカッションして、宿題も沢山もらいました。営業ツールだけじゃなくビジネスのストーリーが必要なんですね。

何と言いますか、やることいっぱいあるなぁ。山登りの企画番組で、麓から見ていたら綺麗な山なのに頂上に近づくと険しく厳しくなるような感じに似ています。
これからもっと大変なことも出てきそうです。だって番組では頂上到達の直前は地獄絵図なんですよね。去年のような””やる気十分!””なんて浮かれている場合じゃなく身が引き締まる思いです。

でも確実に頂上へ近づいている表れでもあるわけです(と、良いように受け止め)。
最近新しいスタッフさんに来てもらっていまして、経歴が大手メーカーで貿易業務をしていたとのこと。本来ならブラスト社ごときがおいそれと雇えるクラスじゃないのですが、絶妙にタイミングが合ったようです。昨日も同行してもらい、話がスムーズに運びました。

困難な状況にはそれを打ち破る手立てもあるということで、精進します。  

Posted by 株式会社ブラスト at 08:18Comments(0)徒然なるままにビジネス

2018年01月26日

違いが判る男

細胞培養チャンバーの天面に設けるガラスヒーターユニットを新しくしました。ガラス基材自体を変えています。


左が新仕様、右が旧仕様です。能力は同じですが寸法が違っていまして、新仕様では横幅を3mm延長しています。どうでもいいようなことですが、この3mmが大きい。

ユニットにした際、旧仕様の開口部は97mm×140mm。これだと100mmサイズの培養容器がギリ載りません。しかし新仕様の開口部は100mm×140mmで、ギリ載るのです。
後、カタログにした際に数字のキリが良いやね。小さなことですが、これも”わかりやすさ”の一つでもあります。

500℃仕様のSGシリーズですが、廃番にしようと思っていたら何故か引き合いがチラホラ増えてきました。閉店が決まったお店に””閉めるなんて寂しい””とお客さんが増えるようなものでしょうか。でも標準品をキープするには工程が維持できないので、しばらくは特注扱いで対応することにします。  

Posted by 株式会社ブラスト at 12:17Comments(0)ビジネス

2018年01月19日

東京大学との共同研究

昨日のTASCLに続き、弊社と東京大学様とで共同研究しているマイクロ灌流3次元培養「PASCLシステム(仮称)」の第3次共同研究契約を締結しました。
東京大学の先生がずっと開発されてきた細胞培養チップ「PASCL」をキーデバイスとして洗練させ、その周辺機器となるブラスト社チャンバー関係と融合させてシステム化します。


過去記事でも紹介してきましたが、このチップはシート内に形成された複数のディンプルで細胞を個別に培養・回収するものです。回収の際は狙い定めたディンプルを浮かし、培養液を流して取り出します。
TASCLが静置培養で一度に細胞を回収するものに対し、こちらは灌流培養(培養液を流しながら生体に類似した環境で培養)しつつ特定の細胞だけ回収できるのです。癌治療や臓器再生などの研究での培養工程に用います。

従来は極小のピペットで目的の塊だけ取り出していたのですが、結構大変です。ロボットアームにピペット取り付けて自動選択できる機械もありますが、業務冷蔵庫並みの大きさで非常に高価です。それを小さなポンプでスルスルと回収するので、手の平サイズまで小型化できるのが大きな特長です。


  ※今までのトライアル的な取り組み

1次2次の共同研究で目指す構成が見えたので、この3次研究でいよいよ実用化を前提としたプロトタイプの製作・検証に取り組みます。動的なPASCLと静的なTASCLとで3次元組織培養の効率的な実験・研究に役立てることが目標です。  

Posted by 株式会社ブラスト at 13:28Comments(0)ガラスヒーター(実例)ビジネス

2018年01月18日

3次元培養シート

今日、3次元培養シート「TASCL」の商品ロットが初納入されました。


このシートは東京大学の先生の発明で、およそ1cm四方のシリコンシート上にミクロンサイズの極小ディンプルが形成され、その中で細胞たちが乳母日傘で塊にまで育っていくのです。
底には穴が開いているので、ある程度育ったらペロッとシートを捲ると細胞塊だけ残り、立体的でより大きな細胞組織にまで育っていきます。

似たような培養基材は他にもありますが、プラスチック容器に固定されてしまっています。それに比べ、このTASCLは底面(基材・容器)を研究内容や細胞の種類に合わせて自由に選定できるのが大きな特長です。
今まで無償サンプル的に配布していましたが、今回の品は有償で提供する”商品”です。先生と何度も協議を重ね、ようやく調達の運びとなりました。お待たせしていた先生方には最優先でお届けします。


滅菌パックに4枚入って12,000円(直販限定)です。まだ調達数は少ないし最初は思わぬ課題も色々と出てくるでしょうから、いきなりガッツリ広めず個別に提供していく予定です。サンプル配布は当面続けますが、前提となる商品があるのとないのとではビジネスへの継続性が大違いです。

これでインタラクティブ培養ウェル「NICO-1」と合わせて取り扱う培養容器が2種類となりました。ブラスト社の細胞培養チャンバーと合わせ、「培養ソリューションの見える化」としてプロモートしていきます。  

Posted by 株式会社ブラスト at 11:43Comments(0)ビジネスチャンバー

2018年01月15日

シリーズ刷新

先週、突然足の裏が痛くなりました。筋トレを再開したから足底筋膜痛でもなったかなと軽く考えていましたが、日増しに痛みが強くなります。
靴下脱いでみると、なんと粉瘤(おできみたいなもの)ができていました。それが足裏を圧迫していたわけですから、そりゃ痛いわ。
目の上のタンコブならぬ足の裏の粉瘤。潰れるまで我慢するしかないですね。

さて、気を取り直して只今ガラスヒーター製品のシリーズを大幅に刷新しています。

  ※チャンバーは型式を絞り込みつつ、オプションパーツで多用途に対応

目的は”わかりやすさ”の向上です。たくさんあってどれを選べばいいかと迷うのも購入モチベを上げるので悪くないのですが、程度問題です。
やたらと増えると作業が煩雑になってキリキリ&てんてこ舞いする原因にもなっています。そこで型番と仕様を整理しなおして、お客さんがどれを買えばいいのかたどり着きやすくします。

しかしこれが意外に難問。タンスで増殖しすぎた服を整理するのに似ています。好みや体型の変化に加えて買った値段も絡んで、中々捨てられない。そうそう、価格も見直しています。特に今年は直販を強化するので、価格体系も併せねばなりません。でも目新しい商品を出してPRするよりずっと販売力は上がりそうな予感が、作業をしている最中でも漂ってきます。

お客さんの「わかりやすさ」は作り手の「売りやすさ」との裏表ですから、経営効率も上がるはず。まずは商売の基本に立ち戻ってスッキリさせます。  

Posted by 株式会社ブラスト at 08:25Comments(0)ビジネスチャンバー

2018年01月10日

スリットチャンバー

細胞培養チャンバーの天面ガラスヒーターに穴をあけた例をいくつか紹介しました。色々と差し込んで作業するために穴が必要なのですが、あまり大きいとガラスヒーターの発熱能力も落ちてしまいます。

マニュピレータを差し込んで作業する範囲が横方向にスライドする場合、穴じゃなくても長方形の開きで良いわけです。でも長方形の開口は結構コスト高になるうえ、強度も低下します。

そこで、真っ二つに分けてスリットを設けた仕様を作ってみました。

開口は中央だけで良いので、熱が逃げるのを防ぐために耐熱テープで両端を覆います。



サーモグラフィでみるとこんな感じ。見たまんまですね。横に長い開口はスライドガラス上で細胞をあれこれ動かす場合にピッタリです。  

Posted by 株式会社ブラスト at 08:31Comments(0)ガラスヒーター(実例)ビジネスチャンバー

2017年12月27日

ガラス底面

細胞培養チャンバーの底面は培養容器の形に穴が開いています。高い倍率で観察するときは顕微鏡レンズがギリギリ近づけられるための処置ですが、熱やガスが逃げてしまいます。そこで底面にもヒーターではない薄いガラスを嵌め込みました。


  ※非常にわかりづらいですが、長方形のガラスが嵌っています。

できるだけ薄くしたいのですが、そうすると樹脂加工費が高くなるわガラスは割れやすくなるわで、強度と薄さ(とコスト)のバランスどりが大変でした。でもどうにか収まり良くできて、思った以上に上手く観察できるようです。

ザイコアリマス呪文が裏目に出て、最後の最後までネンナイノウニュウドウが出没してきました。流石に力尽きかけようかの折、どうにかこうにか年内最後の出荷も終わりました。これでスッキリ年末を迎えられそうです。

最近は天気も良く、横浜は絶好の散歩日和が続きます。

  ※山下公園からみなとみらいを望む

明日は午前中で仕事納め。気持ちも晴れ晴れです。  

Posted by 株式会社ブラスト at 11:07Comments(0)徒然なるままにビジネスチャンバー

2017年12月21日

チョクハンとAI

ブラスト社のガラスヒーター理化学機器は社内で設計して、提携先工場に加工・組立を外注し、最終工程と品質保証を担います。OEMの販売ではなくファブレス型の”メーカー”です。


  ※製造途中のCO2コントローラ

”売る”ことに関してもネット・展示会・学会で宣伝してエンドユーザーへ独自に直販しています。全国の主だった大学・研究機関には事業者登録しています。

しかしこの業界、ユーザーは単なる慣例で出入りの”業者”から購入するケースも少なくありません。
もちろん自ら顧客へ売り込んでくれる商社には仕切値を設定して卸しています。一方で連絡を受けるだけ右から左へ流すだけの転売的な業者もいて、こっちがさんざん努力して高いお金かけて販促してるのに、上澄みだけかっさらわれるのはどうもしっくりこない。
もうそういう時代じゃないと思うのですが、言うとその人たちの生活費を奪うのかと怒られたりします。

これ、AIが仕事を奪うかという昨今の話題にも通ずるものがあります。業態や時代が変わって仕事がなくなり、また違う仕事が出てくるって昔から繰り返されてきたことです。

考えてみればブラスト社は販促を沢山してもフォローや顧客育成はまだ手薄です。その過程にあってユーザーが直接連絡くれるほどの仕組みが出来ていない現れといえるので、来年は仕組みづくりを強化していこうと思います。  

Posted by 株式会社ブラスト at 09:43Comments(0)ビジネス

2017年12月20日

ザイコアリマス

いつも年末に猛威を振るう妖怪ネンナイノウニュウドウ(年内納 入道)。いつもはネンナイノウニュウ~ネンナイノウニュウ~と迫り狂うのですが、今年は制圧できています。

それは修練の積み重ねの末、新たな必殺呪文「ザイコアリマス!」をマスターしたからです。これは”トシアケニナリマス”のような守りの呪文ではなく、いわば攻めの呪文です。

しかし修行は苦難の道のりでした。厳正なコントロールが難しく、強力すぎてカジョウザイコの副作用に襲われることもしばしば。
そこでいくつもの技(型番)を繰り出すのをやめ、メイン1つに絞ってそれを応用させるようにすると、スーッと制御できるようになったのです。


この細胞培養ポケットチャンバーはガスポートを1つ追加したもの。樹脂製筐体ならではの簡単加工で、この程度なら即対応可能です。培養ディッシュ2つあることで、片方を培養せずにコントロール群として適用できます。

こんなカルい記事を書けるようになったのも、年末ハイのせいです。12月も残り3分の1で下旬に差し掛かり、ラストスパートです。  

Posted by 株式会社ブラスト at 08:29Comments(0)徒然なるままにビジネス

2017年12月12日

海外向け顕微鏡インキュベータ

細胞培養には温度とCO2濃度の管理が必要で、ブラスト社の顕微鏡インキュベータはそれぞれ分かれています

 ※紅い丸印の上がCO2濃度、下が温度の制御

それを、海外向け仕様として一つにまとめました。

 ※さらにコンパクトになりました!

シンガポール幹細胞学会での展示で説明していて、海外では密に営業に赴くことができない分、より簡便でわかりやすい構成が大事だと痛感しました。それで、これ一つでOKって塩梅にしたわけです。説明もしやすくなってユーザへの理解度も深まりそうです。

見かけはシンプルだけど電源の共有だとか組立は意外に手間がかかります。別々に作るほうが工程管理は楽なのです。そのため一体化にしたほうが若干価格アップになります(それでも世間相場より随分安い)。

でも日本国内では従来の別構成で販売することになりそうです。既に他社製CO2コントローラを持っていて、温度制御だけ買いたいというケースが結構あるからです。それに予算区分を分けて購入したいとか、日本特有の”アレ”がありますのでね。  

Posted by 株式会社ブラスト at 10:06Comments(0)ビジネスチャンバーシンガポール

2017年12月03日

第3回動物実験代替法検討会

先週に大阪で開催された第3回動物実験代替法検討会に出席しました。数々の学会にて共同出展でお世話になっている京都リサーチパーク(KRP)さんの主催です。


  ※せっかくなので関西方面に営業で回って新幹線の最終で帰ってきました。

このたびは評価・計測系がテーマで、非常に重要な位置づけながらややアカデミック寄り過ぎて、上位御題目である産業促進とのリンクが今一つ見えず。ただ、個人の学術的好奇心は十分満たされました。

シンガポールから学会、そして大阪出張と、流石にキツかったです。体力はともかく、出稼ぎ?!に出てるときに限って問い合わせや引き合いが増えるので、対応がどうしてもズレます。夜遅くまでホテルでノートPCに向かって考え込んでいると、地味にメンタルへ響きます。

でもこれでしばらく(少なくとも年内)はイベントも手じまいです。幸いネンナイノウニュウドウは今年は鳴りを潜めているので、大急ぎで仕事を仕上げるのみです。

これで何をどうすればよいか材料はすっかり揃いました。あとは調理していく段階ですが、、、海外では社長が交渉の矢面に立っちゃダメだと痛感しました。それ以前に、自分にしかできない技術開発を早く進めるのが使命です。

英語が堪能で海外出張に一人で行って交渉できて宣材もPCで作れる人、いませんかねー。いや、いるにはいるけど、恐ろしく高い。ただいまのところの最大級ジレンマです。
  

Posted by 株式会社ブラスト at 20:56Comments(0)ビジネス

2017年11月26日

動物実験代替法学会

最近の悲しいこと。iPhoneXで撮った写真データの取り出し方がわかりませんっ(ヒロシ風に)。

先週の木金に蒲田で開催された動物実験代替法学会が無事終了しました。お越しいただいた方々には厚くお礼申し上げます。


 ※超アナクロなやり方で画像を取り出し。。。

この学会は意外に歴史が古く、小規模の団体ながら非常に濃い内容で、工夫を凝らされたデバイスの発表も目白押し。
再生医療のトレンドであるBody on a chipの研究テーマがポスターセッションで並びます。次世代のデファクトを取るべく百花繚乱の世は戦国、各研究チームがしのぎを削っていました。

とはいえ貴重な情報交流の場でもあり、真剣な議論があちこちで交わされていました。その流れを受けて、弊社の細胞培養アプリケーション群もかつてないほど賑わいました。

今までいろいろな展示会に出展しましたが、規模が大きい割に集客も振るわないことは珍しくなく、出してみないことにはわからないものです。この学会は出展費用がわずかなことを考えると、今年度のイベントでは最大の費用対効果を醸し出したイベントでした。来年は熊本とのこと。頑張って九州まで行くことにしました。  

Posted by 株式会社ブラスト at 17:03Comments(0)ビジネス展示会

2017年11月19日

シンガポール幹細胞学会

シンガポール幹細胞学会、出展してきました。200人ほどの小さな集まりでしたが、欧米からも多くの研究者が参加されて国際色豊かな学会となりました。


左は現地で雇ったバイトの学生さん。非常に優秀で、バイオロジーを勉強していて専門用語もバッチリ。おまけに日本人以上に正しい敬語での日本語とビジネスマナー。今から目を付けていますが、彼ならきっと引く手数多でスカウト競争も激しくなりそうです。


隣のブースは日本企業で、他にもう1社参加されていました。日本人来場者も結構多かったです。皆さん、シンガポールには大いに注目されているようです(ブラスト社もですが)。
招待演者のうち2人は日本の著名な先生で、この学会のレベルの高さが伺えます。休憩時間にブースに来られて名刺交換できました。日本では中々お目にかかれないのですが、海外だと非常に近い距離でお話しできるのが良いですね。

出展物はいつもの顕微鏡インキュベータに3次元細胞培養シートと共培養容器。エンドユーザーの先生方に興味を持ってもらえ、扱いたいという現地ディーラーも来場され、盛況でした。タイやマレーシアのASEAN諸国はもとより、ドイツやスペインの研究者からも使ってみたいと良い反応を得られて、シンガポールをポータルとして海外展開する目論見はアタリだと実感できます。

一方で準備不足の点も否めなく、まだ詰めなければならないことが多々ありました。やっぱりやってみないと分からないものです。
逆に言えば何を揃えれば良いか、どんなニーズがあるか、それらが明確になったことは大きな収穫でした。装置を海外向けの仕様に落とし込んで販売ツールも整理します。ある程度出来上がったら現地でディーラーを集めての勉強会を開こうと思います(アルバイト君が日本へ留学予定なので、その前に企画しなくちゃ)。  

Posted by 株式会社ブラスト at 10:59Comments(2)ビジネス展示会シンガポール

2017年11月07日

CO2コントローラ

細胞培養には温度の他にもph維持のためにCO2濃度を管理します。ブラスト社顕微鏡インキュベータもCO2コントローラを単体で備えていて、定価249,000円です。精度は粗いですが、許容されるギリギリを狙って超シンプルなパッケージにしています。

これが隠れた人気になりそうな気配。これだけ他のチャンバーにも使いたいという声がチラホラ出ています。なぜなら安い!から。デジタル調節できる従来品はだいたい100万円くらいしますのでね。ただ、ブラスト社チャンバーに合わせてガス流量を超微量に抑えているので、試しに使ってみると流量不足というケースもあります。

そこで、回路を組み替えてポンプ強化バージョンのデモ機を作ってみました。真ん中の白いのが新たに付けたブーストスイッチです。

スイッチONでハイパワー、OFFで従来パワーというコンパチモデルですが、コストが上がるので実機では注文時指定にて販売予定です。

実験してみると、スイッチONで相当な流量に。おお、このパワーは通常の3倍だ!ww

ついでに精度をアップさせてみました。さほど必要じゃないとはいえ、海外に出すとなると体裁もありますから。
流量調節する電磁弁は頻繁に動作させると直ぐ劣化してしまうので、ここがネックでした。そこで1億回以上カチャカチャさせても大丈夫な高耐久版を組み込んで、微調節できるようにしました。意外にもコスト変わらず。部品の図体はデカいのですが、筐体内部は改良見越してスペースあるので問題なし。

来週からのシンガポールで出展します。

  

Posted by 株式会社ブラスト at 18:17Comments(0)ビジネスチャンバー

2017年11月01日

第1回動物実験代替法検討会

月曜と火曜は関西に出張で、新幹線で移動中に珍しい光景を目にしました。


なんと富士山に雪が無い!台風で吹き飛んだと思いきや、上空35℃となって融けちゃったらしいのです。乗客の皆さん、写真撮りまくりでした。

さて、月曜は京都リサーチパークで動物実験代替法検討会が開かれたので参加してました。前回のキックオフセミナーに続き第2弾(検討会は第1回)です。検討会というだけあって3台の講演の後にグループ討議があったのですが、まだまだこれからの分野というところです。でもキーマンになりそうな先生と知り合えたので、収穫はありました。

火曜は営業回り。普段電話とメールだけで済ませていますが、旬のテーマにかかっている先を重点的に回ります。やっぱり実際に合うと話は進みますし、思わぬ気付きがあります。今年は数多くの展示会に出展しましたが、来年は的を絞って個別にテーマを拾い上げる取り組みにしようと思います。

用事が終わって帰るべく大阪空港へ。途中で千里中央に降り立つと、とあるビルが目に留まりました。


そう、10年前はここで別会社を興して某医療機器の開発に取り組んでいたのです。その別会社は今では休眠というか廃業状態となっています。当時は色々と未熟でした。今なら、、、今ならそもそもやらない。
でも勢いでやっちゃったのですよ。その失敗は今の経営に活きている(と思いたいです)。  

Posted by 株式会社ブラスト at 08:34Comments(0)ビジネス