プロフィール
株式会社ブラスト
株式会社ブラスト
代表取締役 下崎勇生
1998年4月1日設立
【事業内容】
電気を流すと透明なまま熱くなるガラスヒーターを製造販売しています。温度制御も含めてユニット化して様々な分野へ展開しています。ただいまバイオ分野の精密温調アプリケーションに取り組み中。
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ガラスヒーター,顕微鏡,細胞培養,タイムラプス,理化学機器(株)ブラスト

2017年12月12日

海外向け顕微鏡インキュベータ

細胞培養には温度とCO2濃度の管理が必要で、ブラスト社の顕微鏡インキュベータはそれぞれ分かれています

 ※紅い丸印の上がCO2濃度、下が温度の制御

それを、海外向け仕様として一つにまとめました。

 ※さらにコンパクトになりました!

シンガポール幹細胞学会での展示で説明していて、海外では密に営業に赴くことができない分、より簡便でわかりやすい構成が大事だと痛感しました。それで、これ一つでOKって塩梅にしたわけです。説明もしやすくなってユーザへの理解度も深まりそうです。

見かけはシンプルだけど電源の共有だとか組立は意外に手間がかかります。別々に作るほうが工程管理は楽なのです。そのため一体化にしたほうが若干価格アップになります(それでも世間相場より随分安い)。

でも日本国内では従来の別構成で販売することになりそうです。既に他社製CO2コントローラを持っていて、温度制御だけ買いたいというケースが結構あるからです。それに予算区分を分けて購入したいとか、日本特有の”アレ”がありますのでね。  

Posted by 株式会社ブラスト at 10:06Comments(0)ビジネスチャンバー

2017年12月03日

第3回動物実験代替法検討会

先週に大阪で開催された第3回動物実験代替法検討会に出席しました。数々の学会にて共同出展でお世話になっている京都リサーチパーク(KRP)さんの主催です。


  ※せっかくなので関西方面に営業で回って新幹線の最終で帰ってきました。

このたびは評価・計測系がテーマで、非常に重要な位置づけながらややアカデミック寄り過ぎて、上位御題目である産業促進とのリンクが今一つ見えず。ただ、個人の学術的好奇心は十分満たされました。

シンガポールから学会、そして大阪出張と、流石にキツかったです。体力はともかく、出稼ぎ?!に出てるときに限って問い合わせや引き合いが増えるので、対応がどうしてもズレます。夜遅くまでホテルでノートPCに向かって考え込んでいると、地味にメンタルへ響きます。

でもこれでしばらく(少なくとも年内)はイベントも手じまいです。幸いネンナイノウニュウドウは今年は鳴りを潜めているので、大急ぎで仕事を仕上げるのみです。

これで何をどうすればよいか材料はすっかり揃いました。あとは調理していく段階ですが、、、海外では社長が交渉の矢面に立っちゃダメだと痛感しました。それ以前に、自分にしかできない技術開発を早く進めるのが使命です。

英語が堪能で海外出張に一人で行って交渉できて宣材もPCで作れる人、いませんかねー。いや、いるにはいるけど、恐ろしく高い。ただいまのところの最大級ジレンマです。
  

Posted by 株式会社ブラスト at 20:56Comments(0)ビジネス

2017年11月26日

動物実験代替法学会

最近の悲しいこと。iPhoneXで撮った写真データの取り出し方がわかりませんっ(ヒロシ風に)。

先週の木金に蒲田で開催された動物実験代替法学会が無事終了しました。お越しいただいた方々には厚くお礼申し上げます。


 ※超アナクロなやり方で画像を取り出し。。。

この学会は意外に歴史が古く、小規模の団体ながら非常に濃い内容で、工夫を凝らされたデバイスの発表も目白押し。
再生医療のトレンドであるBody on a chipの研究テーマがポスターセッションで並びます。次世代のデファクトを取るべく百花繚乱の世は戦国、各研究チームがしのぎを削っていました。

とはいえ貴重な情報交流の場でもあり、真剣な議論があちこちで交わされていました。その流れを受けて、弊社の細胞培養アプリケーション群もかつてないほど賑わいました。

今までいろいろな展示会に出展しましたが、規模が大きい割に集客も振るわないことは珍しくなく、出してみないことにはわからないものです。この学会は出展費用がわずかなことを考えると、今年度のイベントでは最大の費用対効果を醸し出したイベントでした。来年は熊本とのこと。頑張って九州まで行くことにしました。  

Posted by 株式会社ブラスト at 17:03Comments(0)ビジネス展示会

2017年11月19日

シンガポール幹細胞学会

シンガポール幹細胞学会、出展してきました。200人ほどの小さな集まりでしたが、欧米からも多くの研究者が参加されて国際色豊かな学会となりました。


左は現地で雇ったバイトの学生さん。非常に優秀で、バイオロジーを勉強していて専門用語もバッチリ。おまけに日本人以上に正しい敬語での日本語とビジネスマナー。今から目を付けていますが、彼ならきっと引く手数多でスカウト競争も激しくなりそうです。


隣のブースは日本企業で、他にもう1社参加されていました。日本人来場者も結構多かったです。皆さん、シンガポールには大いに注目されているようです(ブラスト社もですが)。
招待演者のうち2人は日本の著名な先生で、この学会のレベルの高さが伺えます。休憩時間にブースに来られて名刺交換できました。日本では中々お目にかかれないのですが、海外だと非常に近い距離でお話しできるのが良いですね。

出展物はいつもの顕微鏡インキュベータに3次元細胞培養シートと共培養容器。エンドユーザーの先生方に興味を持ってもらえ、扱いたいという現地ディーラーも来場され、盛況でした。タイやマレーシアのASEAN諸国はもとより、ドイツやスペインの研究者からも使ってみたいと良い反応を得られて、シンガポールをポータルとして海外展開する目論見はアタリだと実感できます。

一方で準備不足の点も否めなく、まだ詰めなければならないことが多々ありました。やっぱりやってみないと分からないものです。
逆に言えば何を揃えれば良いか、どんなニーズがあるか、それらが明確になったことは大きな収穫でした。装置を海外向けの仕様に落とし込んで販売ツールも整理します。ある程度出来上がったら現地でディーラーを集めての勉強会を開こうと思います(アルバイト君が日本へ留学予定なので、その前に企画しなくちゃ)。  

Posted by 株式会社ブラスト at 10:59Comments(1)ビジネス展示会

2017年11月07日

CO2コントローラ

細胞培養には温度の他にもph維持のためにCO2濃度を管理します。ブラスト社顕微鏡インキュベータもCO2コントローラを単体で備えていて、定価249,000円です。精度は粗いですが、許容されるギリギリを狙って超シンプルなパッケージにしています。

これが隠れた人気になりそうな気配。これだけ他のチャンバーにも使いたいという声がチラホラ出ています。なぜなら安い!から。デジタル調節できる従来品はだいたい100万円くらいしますのでね。ただ、ブラスト社チャンバーに合わせてガス流量を超微量に抑えているので、試しに使ってみると流量不足というケースもあります。

そこで、回路を組み替えてポンプ強化バージョンのデモ機を作ってみました。真ん中の白いのが新たに付けたブーストスイッチです。

スイッチONでハイパワー、OFFで従来パワーというコンパチモデルですが、コストが上がるので実機では注文時指定にて販売予定です。

実験してみると、スイッチONで相当な流量に。おお、このパワーは通常の3倍だ!ww

ついでに精度をアップさせてみました。さほど必要じゃないとはいえ、海外に出すとなると体裁もありますから。
流量調節する電磁弁は頻繁に動作させると直ぐ劣化してしまうので、ここがネックでした。そこで1億回以上カチャカチャさせても大丈夫な高耐久版を組み込んで、微調節できるようにしました。意外にもコスト変わらず。部品の図体はデカいのですが、筐体内部は改良見越してスペースあるので問題なし。

来週からのシンガポールで出展します。

  

Posted by 株式会社ブラスト at 18:17Comments(0)ビジネスチャンバー

2017年11月01日

第1回動物実験代替法検討会

月曜と火曜は関西に出張で、新幹線で移動中に珍しい光景を目にしました。


なんと富士山に雪が無い!台風で吹き飛んだと思いきや、上空35℃となって融けちゃったらしいのです。乗客の皆さん、写真撮りまくりでした。

さて、月曜は京都リサーチパークで動物実験代替法検討会が開かれたので参加してました。前回のキックオフセミナーに続き第2弾(検討会は第1回)です。検討会というだけあって3台の講演の後にグループ討議があったのですが、まだまだこれからの分野というところです。でもキーマンになりそうな先生と知り合えたので、収穫はありました。

火曜は営業回り。普段電話とメールだけで済ませていますが、旬のテーマにかかっている先を重点的に回ります。やっぱり実際に合うと話は進みますし、思わぬ気付きがあります。今年は数多くの展示会に出展しましたが、来年は的を絞って個別にテーマを拾い上げる取り組みにしようと思います。

用事が終わって帰るべく大阪空港へ。途中で千里中央に降り立つと、とあるビルが目に留まりました。


そう、10年前はここで別会社を興して某医療機器の開発に取り組んでいたのです。その別会社は今では休眠というか廃業状態となっています。当時は色々と未熟でした。今なら、、、今ならそもそもやらない。
でも勢いでやっちゃったのですよ。その失敗は今の経営に活きている(と思いたいです)。  

Posted by 株式会社ブラスト at 08:34Comments(0)ビジネス

2017年10月21日

形成外科学術集会

先週は大阪で開催された形成外科学会基礎学術集会に出展してきました。お越しくださいました先生方には厚くお礼申し上げます。



展示内容は先週のバイオジャパンとほぼ同じ。登録メンバーにもなっているKRP(京都リサーチパーク)再生医療サポートプラットフォームからの共同出展で、”基礎”と聞いて再生医療に関わるかと思い参加したのですが、完全に臨床向けでした・・・細胞培養というキーフレーズがこれほど響かなかったイベントも珍しい。
他ブースは鉗子やメスの器械もの、薬剤、医療機器などで賑わっていましたが、KRPの列だけ閑散としてました。

ただ、収穫は幾つかありました。共培養容器のNICO-1を使った大変興味深い研究が発表されていたのです。発表するかもしれないと以前に聞いてはいたので今回参加した背景もありますが、実験内容がつぶさに出ていて、こういうのは足を運ばないと分からない情報(Information じゃなく Intelligence)です。先生とのつながりも深まり、今後の実験についてもディスカッションできました。

もう一つ、懇親会ではなんと近大マグロの解体ショーが!

でっかいマグロが見事に捌かれて切り分けられていきます。お造り、しゃぶしゃぶ、握りと堪能しましたが、モチモチの弾力なのに噛むととろけてマグロの風味が広がります。まるで口の中でマグロの群れが猛スピードで回遊しているようです。東京では銀座に出店があるので今度行ってみようっと。

このところ展示会続きで流石にちょっと疲れました。来月中旬はいよいよシンガポールでの学会ですが、それまでは会社でお仕事モードです。  

Posted by 株式会社ブラスト at 09:29Comments(0)ビジネス展示会

2017年10月14日

バイオジャパン2017

パシフィコ横浜で開催されたバイオジャパン2017、無事に閉幕しました。お越しくださいました皆様方には厚くお礼申し上げます。



例年のように神奈川パビリオンからの共同出展ですが、東北のイベントで何度かお世話になっているコンパニオンさんを仙台からわざわざ呼び寄せました。商品知識が増えてもはやエース級の営業トーク、対応も神がかってきているので集客効果は絶大です。

見せ方も刷新しました。ポスターA0を2枚合わせて一つとし、細胞培養の「見える化」と銘打って、ブース全体のコンセプトが一目でわかるようにしました。真ん中のインキュベータの写真が浮いているように見えるのは、切り抜いたパネルを張って実際に浮かせてます(社長自らの手作り)。
展示商品は顕微鏡インキュベータ、3次元培養シートTASCL、共培養容器NICO-1ですが、個別にPRするのではなく「〇〇の見える化」シリーズと関連付け、スタンドパネルも統一しました。

すると、ここは何を展示しているのか遠目にもわかりやすく、来場者に気付いてもらいやすくなります。5年前や10年前の知り合いも偶然来場され、まだガラスヒーターすら手掛けてなかった時代のブラスト社しか知らない人もいて、変わりように驚かれます。おかげさまで大盛況となりました。ちょっと最近マンネリ化してましたが、見せ方を工夫するとこうまで印象変わるのですね。

またこの1,2年はエンドユーザー対応(ユーザーへの直販)を強化していました。それが実績となって組み込みやOEMも改めて注目されるようになりました。やはり継続は力なり、です。

来週は大阪での形成外科学会基礎学術集会です。頑張ってPRしてきます。  

Posted by 株式会社ブラスト at 10:01Comments(0)ビジネス展示会

2017年10月05日

オンチップ培養システム

先週の癌学会ではオンチップ培養システム「PASMA」を展示していました。


  ☆様子見として、関連アイテムをちょっとづつ、それも片隅にごちゃっと混ぜて置いただけ。

このシステム、元々は大学での研究モデルのため非常に高機能というかマニアックというか、複雑すぎるのでコマーシャルモデルは機能を限定した簡易版を目指していました。

ところが、さらに簡易版である実験研究用途の使い捨てタイプTASCL(近日発売予定!)と棲み分けが難しくなって、来場者へ説明しづらいことに気づきました。そのため余り来場者の関心は得られませんでした。それとは逆に、元々の研究モデルは目的がはっきりしてるので説明が非常にし易いし、中には直ぐ使ってみたいという方もいらっしゃいました。

コマーシャルモデルは構成としてはシンプルだけど、臨床向けを想定しているので薬事法的なハードルは非常に高い。
研究モデルは高機能で複雑だけど、実験研究用途に限定すればビジネスとしては非常にハードル低い。

ということで発想の逆転、研究モデルを簡単に扱えるような工夫に取り組めばいいんじゃないかと急きょ方向転換です。
販促だけじゃなく、リアルなマーケット感覚が得られるのも展示会に出すメリットですね。  

Posted by 株式会社ブラスト at 09:20Comments(0)ビジネス展示会

2017年10月01日

癌学会2017

癌学会学術集会2017の企業展示が無事に終了しました。ご来場いただいた方々には厚くお礼申し上げます。



今回は2ブース。培養チャンバー、共培養容器「NICO-1」そして3次元培養シート「TASCL」の細胞培養アプリケーションに集中させた展示です。
今までマイクロ流路のガラスヒーターに注目奪われがちでしたが、今回はターゲットにドンピシャ当たりのイベントでした。参考出品のはずの開発中のオンチップマイクロ灌流培養デバイス(名前がまだ無い)も意外に人気。
それぞれ個性が強いので余すことなく説明します。一括した流れでPRできる工夫を考えないと、喋りっぱなしで喉がガラガラです。

そしてアイスクリーム作戦も決行!

スプーンと一緒に袋詰めしたクーポンで、培養ポケットチャンバーが99,800円!と業界的には投げ売りみたいな価格でご購入いただけます。スマホバッテリくじも盛況で、嬉しそうに当たりスプーンを持ってきてくれて、ブースも賑わいます。

今年の3月に参加した再生医療学会と並び、大盛況に終わりました。来年はその2つをキーイベントにしてPR仕掛けていこうかなと思います。


右のコンパニオンさん(モデルや通訳もこなす才女)には11月のシンガポールでの展示にも来てもらいます。ユニフォームのロゴも英語に変更して、国内にいながらの海外PRも徐々に広めていきます。  

Posted by 株式会社ブラスト at 19:20Comments(0)ビジネス展示会

2017年09月20日

動物実験代替法学会

弊社技術を活かした到達目標の一つとして、オンチップ培養システムを利用した動物実験代替法を目指しています。


東京大学池内先生の研究チームが開発された、細胞塊を効率よく作る容器「PASMA」。縦横で交差する箇所に細胞が落ち着き、空圧で仕切りを盛隆させて培溶液を流すと、良く育ったものを選択して取り出せます。ガッチャンガッチャン動いて細胞塊を吸い取るピペットがないのです。
これをブラスト社の培養チャンバーにセットすると、3次元培養が超お手軽激安に!良いもの安く!なんてスーパーの宣伝みたいですが、スーパーなものにしていきます。

折しも11月に動物実験代替法学会が開催されることを知り、急きょ出展を決めました。開催場所も蒲田で川崎オフィスから非常に近いです。規模は小さいながら、コアで最新の議論が交差する貴重な”場”になっていそうです。

これ!と決めると情報がどんどん入ってきます。いや、常時流れている情報に気づくようになったというべきか。行動原理が明確であるほどにゴールへ最短で近づけるような気がします。
しかし溢れすぎて溺れそうになっている今日この頃。今年は開発と販促に投資すると決めていますが、予算もとうにオーバー。アップアップしつつも ええいままよと飛び込むその先に、待ち受けたるは眩い出口か はたまた滝つぼか。

なんて、面白そうなものに飛びついていったら何かしら残るのです。きっと。  

Posted by 株式会社ブラスト at 08:16Comments(0)ビジネス展示会

2017年09月09日

JASIS 2017

幕張メッセで先週開催されていたJASIS(分析・科学機器展)2017が盛況のうち閉幕しました。ご来場いただきました皆様方には厚くお礼申し上げます。



JASISではいつも「ガラスヒーター」をメインにしていましたが、今回はTASCLやNICO-1などと合わせて培養ソリューションとして展示しました。
でも一番反応多かったのはマイクロ流路デバイスです。最近の傾向でスライドガラスに掘った溝で細胞培養することもあり、とても多様化している分野です。前のDDS学会でもそうだったので、培養チャンバー一辺倒にせず見せ方を考え直していかねばなりません。

初日は海外のディーラーが多く来場されました。驚くのは大体が2,3年前に細胞培養チャンバーを発売したときから関心を持ち続けておられた方ばかりだったことです。
当時から輸入したいと申し出が幾つもあったのですが、日本で実績積んでからと思っていたので全部お断りしていました。今や全国の主要大学・研究機関で使用され、信用も築いてこられたので今年は出して行こうとしています。そのタイミングでの来場で、ようやくですね!と期待も大きい。

とはいえ海外との取引は一筋縄ではいかない。PL法の問題もありますので(というよりそれが一番の課題)、一度に大量に出すのもハイリスク。そこでまずはデモ機として前払いで1台購入した方を優先にする旨伝えています。

上期が終わるこの時期、予算消化に弾みがついて賑やかになってきます。名刺整理して、来週から営業開始です(展示会の本当のステージが始まる)。  

Posted by 株式会社ブラスト at 09:54Comments(0)ビジネス展示会

2017年09月04日

オンチップ培養システム

先週末は大阪で開催された「再生医療技術を利用した動物実験代替法」検討会に参加してきました。

テーマとしては、薬や化粧品の開発で行われている臨床前の試験で動物の代わりにスライドガラスやチップ上へ形成された人工組織を用いるものです。Body on a chip とかOrgan on a chipなど呼ばれています。ブラスト社が取り組んでいる最新のテーマで、非常にタイムリーだったので日帰りで行ってきました。

欧米がいち早く取り組んでいて、日本も遅ればせながら追従しています。工学技術では各社様々な様式が出ています。人体との相関をどう担保するかといった評価基準の課題が山積みですが、直接人に使うものではないので薬事的なハードルは低い。おまけに手の平サイズのシステムだから取り回しも簡便です。

ブラスト社では東京大学とオンチップ培養システムを共同開発しています。


最終商品として販売できるのはまだ先になるでしょうが、オンチップ技術に取り組んでいる企業や研究機関へ実験用プラットフォームとして提供するレベルなら直ぐできそうです。宇宙ステーションでの利用も視野に入れています。

遠くを目指してチャレンジしつつ、途中で早期にビジネス化する仕組みを考えるのがブラストスタイルです。  

Posted by 株式会社ブラスト at 09:00Comments(0)ガラスヒーター(実例)ビジネス

2017年08月31日

インジェクション用穴あきチャンバー

ポケットサイズの細胞培養チャンバーは製作に融通効いて安価なので、色々なカスタム依頼が舞い込みます。中でも培養したまま薬液を注入したり中をかき混ぜたいニーズで天井に穴をあけて欲しいオーダーも入ります。これ、結構良さげなので自主在庫で作ってみました。

天井のガラスヒーターに穴をあけています。普段は蓋しておいて


ガラスヒーターを左右にずらすことで細胞を入れた2つのディッシュにアクセスできます。


ガラスヒーターに穴をあけると、穴の周辺は電流密度が変わるので温度差が出てしまします。


でもディッシュを直接載せるわけじゃなくチャンバー内全体を加温するので、このくらいなら特に問題ありません。

バリエーションもどんどん広がってきます。来週は幕張メッセでのJASIS、いよいよ秋の展示会シーズンです。
  

Posted by 株式会社ブラスト at 08:49Comments(0)ガラスヒーター(実例)ビジネス

2017年07月30日

「HAL」ばる

土曜日は医師会主催の医療機器開発セミナーが川崎にて開催され、ブラスト社も顕微鏡インキュベータをプチ展示してきました。はす向かいでは下肢装着型アシストロボットの「HAL」が展示されていて、生みの育ての親である筑波大の山海先生も講演されたので聞いてみました。


  ☆実物は初めて見ました。

いやもう凄すぎるの一言。燃え滾る情熱で壮大なテーマを次々と実現していってる様に圧倒されました。自分はまだまだ未熟なひよっこだと打ちのめされると同時に、火が付きました。これからの展開にブーストかかります。

先生はつくばから来られたのですが、折しも前日の金曜日は自分がつくばへ行っていました。


  ☆JAXAテーマがメインです。

あの界隈は国の研究機関が隣接していて、それぞれテーマがあるので合わせて訪問します。正門こそ目の前や隣ですが、入ってからがやたらと広い。タクシー呼ぶわけにもいかず、炎天下を何十分も歩きます。体力つけておいて本当に良かった。

シンガポールのバイオポリスには目を見張りましたが、こうしてみると”つくばエリア”はそれを遥かに上回る規模です。しかも同規模の研究開発拠点は全国に幾つもあるのです。日本の基礎学術レベルは非常に高いのです。
それなのにキャッチアップして市場につなげる流れが乏しいと揶揄されがちですが、リスクテイクを潔しとするベンチャーの機動力で集中突破することは可能です。

一日つくばエリアを回って、JAXAテーマを中心に個々の案件が一つにつながり、出口がシンガポールに続く道が見えてきました。日本の底力、見せちゃる!  

Posted by 株式会社ブラスト at 09:10Comments(0)ビジネス

2017年07月27日

消えゆくもの

今日はシンガポールからお客様。ビジネスサポート会社の社長さんで、たまたま帰国する予定があるからと川崎オフィスで打ち合わせ(現地在住の日本人です)。細胞培養チャンバーを輸出する法的行政的な手続きについて、色々と教えていただきました。
リスクや課題も多いけど、ここは社名の通りBLAST it!(いてまえっ)です。

話は変わってガラスヒーター製品。用途を生化学や再生医療に注力すると展示会もその分野が多くなり、必然的に産業・化学用の最大500℃の高温仕様であるSGタイプは売れなくなります。現状では60℃に限定して透過率を向上させたSTタイプのほうがニーズ高いです(価格も安いし)。


  ☆5cm角500℃仕様のSG-051

売れ筋ばかりに絞るとさらにその中で売れるもの売れないものに分かれて尻すぼみになりがちなので、粛々とシリーズに掲載していました。しかしそうはいってもビジネス全体のコンセプトに沿って在庫するコストや流動性とのバランスを考えると、そろそろ見直さねばなりません。

そこで今後はSGタイプを廃番にすることに決めました。透明加熱エリア10cm角(SG-101)と20cm角(SG-201)は在庫の数枚分のみで、5cm角(SG-051)はもう手じまい。500℃まで加熱するって、ガラスヒーター事業を始めた当初は強力な謳い文句だったのですけどね。

もしかしたら自分の志向が産業・化学用になっていたら未だ売れ筋商品だったかもしれません。でも、いくつも迎える分水嶺でどっちに流れるかを無数に繰り返して、今があるわけです。世の移ろいと会社の変遷を感じつつも、前向いて進むだけです。  

Posted by 株式会社ブラスト at 22:24Comments(0)ビジネス

2017年07月21日

TASCL

シンガポールから戻って1週間、溜まりまくっていた仕事もようやく落ち着き、細胞培養学会~Biotech~DDS学会から続いていた全国ドサ周り行商のデス・ロードも一区切りです(帰国直後に発症した”シンガポールまた行きたい病”に悩まされていますが)。

さて、地道にコツコツ的なお仕事も忘れてはなりません。昨年から取り組んでいた3次元培養シート「TASCL」のサンプルを発送し始めました。



まだ商用サンプルではなく、学術協力として発明者の先生から直接送っていただきます。まずは用途や対象を開示していただいた研究者を優先にしています。
このシートは細胞をより立体的に培養できる窪みがあって、窪みに孔が開いているので底面素材を自由に選択できるメリットがあります。そうすると本来の目的であったスフェロイド(球状)形成だけでなく、多種多様な用途で関心を持たれることが増えてきました。

3月の再生医療学会では申し訳程度にブースの片隅に置いてあったのが、今や共培養容器「NICO-1」と並ぶスペースを割くようになってきました。3次元培養はインパクトあるので、ブース全体のアイキャッチにもなっていますしね。

面白いことに、興味ある人は凄い勢いで食いついて来るのですが、無い人は全くもってスルー。買う人を自ら選ぶクセの強い素材です。ある意味、とてもPRしやすい。何とか行けそうだと判断できたので、9月のJASISではサンプルではなく実際の販売にこぎつけられるよう、取り組んでいます。  

Posted by 株式会社ブラスト at 08:32Comments(0)ビジネス新しいものチャンバー

2017年07月15日

シンガポールビジネス

シンガポール1日目2日目に続き、3日目はバイオポリスに行ってきました。ここは世界中の製薬企業やバイオ関連の研究機関が集積した一大ライフサイエンス拠点です。10以上の大きなビルが立ち並び、大きすぎて全貌がわかりません。

午前中は日本の大手企業の現地法人を訪問し、ブラスト社製品を説明しました。その質問内容から専門技術の高さと積極性が伺えますが、皆さんフレンドリー&フランクです。いいなぁ、こういうチームと仕事したいなぁ。バイオポリスの一部も案内していただいたのですが、各国の製薬企業や研究機関が多く進出していて、日本企業も多いようです。

午後は研究者の先生と面談。11月のシンガポール幹細胞シンポジウムの世話役で、日本の方です。バイオポリスでは日本人研究者も多くいらっしゃいます。

シンガポールは物事の取り組みに対して非常に合理的に考え、しがらみなど一切排除して最短最速でゴールを目指します。一方で、それだけの環境で成果を上げられなかったら退場のようなシビアさも。天国と地獄が扉一枚隔てて同居するような世界だけど、リソースをもって新しい挑戦をする者にとっては最適な環境です。

帰りは地下鉄でホテルにいったん戻ります。飛行機は深夜便でまだ時間があるので、少し街をうろつきました。たった3日なのにすっかり馴染んで我が物顔で闊歩します。
シンガポールの町で印象に残ったイメージ。緑が多いので、暑くてもどこか爽やか。


街は奇麗で人は親切だけど、難点は物価が非常に高いこと。お金がないと楽しめません。知識や技術がある人は給料も高いようです。

国内で実績を積んで日本品質を高められた今、シンガポールをポータルに欧米市場へ切り込んでいく考えを実現に移そうとしています。実際に来てみるとプラン・技術・志向の相性は思っていた以上に、驚くほど良い感じ。同時にリアルな情報がすっと我が身に降りてきて、ここでビジネスするイメージが鮮烈に湧いてきました。うん、ブラストシンガポールを起こそう。

ツテも何もなくて単なる思いだけだったのに、色々な出会いや運と巡り合え、こうしてこの国に降り立てましたのが本当に不思議です。もう、行くところまで行こう。

いつものお約束フレーズ、派手に行くぜぇ~。  

Posted by 株式会社ブラスト at 18:17Comments(0)徒然なるままにビジネス

2017年07月14日

シンガポーぅ、ふー!

シンガポール出張から戻ってきました。いやもう見るも聞くも初めての国は思ってた以上に魅惑的で、今だにテンション上がったままです。
週末に着いたので、とりあえず市内観k、いや視察です、はい。交通や地理を調査せねばなりませんからね。

まずはお約束のマーライオン。思った以上に小っちゃくて、ガッカリ感は逆に期待以上?!


街中は綺麗で整理されています。建国は52年前と新しい国ながら、文化的な様相を醸し出している建築物も多々あります。

  ☆ラッフルズホテル

  ☆河口のポートキー

  ☆チャイナタウンは横浜中華街とは違って、昔よく訪れていた上海そのままの雰囲気

地下鉄が便利で慣れると路線図を観ながらどこにでも行けます。日本のレストランやお店があちこち出てて、時折り東京みたいに感じます。人々も親切で、初めての人にも馴染みやすいですね。

宿泊はマリーナベイサンズ、、、の目の前のホテル。眺望は抜群でした。ベイサンズは行ってみると観光スポットと化していて、ちょっと忙しない。

  
リトルインディアもあれば西洋様式も多い。どこの国にも似てるようでどこの国にも似ていない、不思議な街です。暑い国と聞いていたけど、日本の真夏よりマシな感じ。

さて、2日間は市内を十分に調査?!できました。3日目はいよいよ本番、ライフサイエンスの一大拠点であるバイオポリスの訪問です。
  

Posted by 株式会社ブラスト at 08:34Comments(2)徒然なるままにビジネス

2017年07月07日

DDS学会

DDS学会、無事終了しました。ご来場いただいた先生方には厚くお礼申し上げます。


今回はポスターの並びでNICO-1を中央にしました。やっぱり目立つようで、これを凝視される先生方も少なくありませんでした。

ガラスヒーター製品に関しては細胞培養チャンバーを展示しましたが、学会で発表されている内容を見るとマイクロリアクターのほうが良かったかもしれません。初めての参加なので要領を得ず、ちょっと失敗しました。

でも共培養容器のNICO-1や3D培養のTASKLは結構反響ありました。容器は構造が一見シンプルだけど、発明された先生方の研究ノウハウがふんだんに詰まっているのでチャンバーなどの装置と組み合わせることで強みを発揮できます。

さて、一つ早い便に振り替えられて17時に羽田着となり、国際線乗り継ぎまでに7時間も余裕できてしまいました。いったん会社に出て荷物整理して、ただいまブログ書いてます。羽田~川崎は近くて便利ですね。

これからシンガポール出発です。夜中の0時22分発なのに、機内食出る!さすがに我慢できないので空港で晩御飯食べてきます。  

Posted by 株式会社ブラスト at 19:01Comments(0)ビジネス展示会