プロフィール
株式会社ブラスト
株式会社ブラスト
代表取締役 下崎勇生
1998年4月1日設立
【事業内容】
電気を流すと透明なまま熱くなるガラスヒーターを製造販売しています。温度制御も含めてユニット化して様々な分野へ展開しています。ただいまバイオ分野の精密温調アプリケーションに取り組み中。
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ガラスヒーター,顕微鏡,細胞培養,タイムラプス,理化学機器(株)ブラスト

2017年07月27日

消えゆくもの

今日はシンガポールからお客様。ビジネスサポート会社の社長さんで、たまたま帰国する予定があるからと川崎オフィスで打ち合わせ(現地在住の日本人です)。細胞培養チャンバーを輸出する法的行政的な手続きについて、色々と教えていただきました。
リスクや課題も多いけど、ここは社名の通りBLAST it!(いてまえっ)です。

話は変わってガラスヒーター製品。用途を生化学や再生医療に注力すると展示会もその分野が多くなり、必然的に産業・化学用の最大500℃の高温仕様であるSGタイプは売れなくなります。現状では60℃に限定して透過率を向上させたSTタイプのほうがニーズ高いです(価格も安いし)。


  ☆5cm角500℃仕様のSG-051

売れ筋ばかりに絞るとさらにその中で売れるもの売れないものに分かれて尻すぼみになりがちなので、粛々とシリーズに掲載していました。しかしそうはいってもビジネス全体のコンセプトに沿って在庫するコストや流動性とのバランスを考えると、そろそろ見直さねばなりません。

そこで今後はSGタイプを廃番にすることに決めました。透明加熱エリア10cm角(SG-101)と20cm角(SG-201)は在庫の数枚分のみで、5cm角(SG-051)はもう手じまい。500℃まで加熱するって、ガラスヒーター事業を始めた当初は強力な謳い文句だったのですけどね。

もしかしたら自分の志向が産業・化学用になっていたら未だ売れ筋商品だったかもしれません。でも、いくつも迎える分水嶺でどっちに流れるかを無数に繰り返して、今があるわけです。世の移ろいと会社の変遷を感じつつも、前向いて進むだけです。  

Posted by 株式会社ブラスト at 22:24Comments(0)ガラスヒーター(技術)ビジネス

2016年11月05日

Made in 俺

新価値創造展の閉幕後の帰り道、ビッグサイトの特徴的な逆三角にプロジェクションマッピングが施されていました。写真が下手ですが、夜空に映えて奇麗でした。



最近の展示会では日本の技術を輸出したい商社&導入したい海外メーカーが多く来訪されます。中でも顕微鏡インキュベータは注目の的。その際に必ず聞かれるのが技術の「氏素性」です。どこで作っているのか、日本製か、権利は誰が持っているのか等々。

理化学機器は江戸ギヤマンの時代に端を発するほど伝統と歴史が長い業界ですから、医療機器業界から参入した新参者がいきなり製品出しても、そりゃ半信半疑ですよね。自社オリジナルと説明しても中々伝わりません。中にはMade in Japanかと何度も聞いてくる人がいて、思わず叫んでしまいました。

「こいつはMade in "俺"です!(ワシが作ったんじゃぁあ!)」

そう言うと驚きながらも去って行ったので、ドン引きされたかもしれません。でもこのフレーズが妙にツボに嵌ってしまい、度々使っています。

今でこそ工場の品質管理の元でアセンブリされてる商品ですが、一番最初の頃はガラス基材に膜を手塗り、制御基板は秋葉原で買ったパーツをハンダ付け、躯体はホームセンター&100均の素材を彫刻刀で削ってドリルで穴開け。火傷や切傷こさえながら作ったものでした。(夏休みの工作かよっ)

軸足の中心が自分だと応用を広げてもブレないし、新しいテーマがどんどん生まれます。NICO-1や3次元培養容器も発明者の先生方が自ら手を動かして作り上げたものだから、異分野コラボも進むのです。  

Posted by 株式会社ブラスト at 13:00Comments(0)ガラスヒーター(技術)ビジネス新しいもの

2014年12月01日

冬の新作

先週末の忘年会は大いに盛り上がっての年忘れ。師走の慌ただしさはもう少し先でしょうか。嵐の前の静けさやこれ如何に。

さて、ディッシュ用チャンバーは取り敢えず”作ってみた”のですが、立て続けに何件かの引き合いがあってサイズ的にもぴったりの様子。出来るはず、ではなく出来た、と言うのはリアリティありありですね。

新作に調子づいていますが、こんなものを作ってしまいました。

   ☆細長いガラスチューブヒーター

サイズは内径4mm、外径6mm、長さ120mm(加熱長さ80mm)、ストローを半分に切ったような感じです。

以前に試作した内径5mmのものを1mm小さくして標準化したのでが、低電圧でも高温になるよう導電膜の仕様も変えています。市販の継手に直接つなげて液体やガスを流せます。またキャピラリの加熱にも使えます。

すると、めちゃくちゃ尖がったモノが出きてしまいました。いえ、形じゃなく性能が。
従来品と比較するために最初はAC100Vで加熱試験したのですが、5秒で200℃を超えてしまいました。10秒過ぎると300℃!



熱容量が小さいので温度が下がるのも早い。石英ガラス基材だからこんな熱衝撃にも耐えられます。
これ、元々はDC電源で40℃くらいに制御して、試薬や培地の温度管理用を想定していました。しかし何か他の用途にも使えそうです。  

Posted by 株式会社ブラスト at 08:23Comments(0)ガラスヒーター(技術)

2014年08月08日

CO2コントローラその2

以前に取り組みをご紹介した開発中のCO2コントローラ、いよいよ大詰めです。試作1号機は思ったよりあっさり出来たのでこりゃ楽勝かなと思いきや、連続試験してみると出るわ出るわバグのオンパレード。何度も作り変えてようやく実用的レベルにまで近づきました。


  ☆上は試作1号機(+改良幾数多)。下は本製品の仕様で、表示パネルは温度制御装置と共通です。

レイアウトや部品構成を見返すと、非情なまでに非常にシンプル。制御方式もPIDを止めて単純なON-OFFにしたら、数値の振れは残るけど大幅な逸脱が無くなりました。
何で最初からこう出来なかったのかと悔しくもあるが、まあ開発ってのはこんなものです。

後はボンベ内CO2が無くなった時のアラーム付け加えたのですが、これが結構うるさくって一時キャンセル機能付けようかどうしようかと迷い中。でもまたコストや配線増えるので、取り敢えず第一弾はこれでFIXですかな。
CO2コントローラがラインナップに加わったことで、細胞培養チャンバーをインキュベータへと刷新中です。ガラスヒーターも専用仕様にして厚さ1.1mm、ホルダや筺体の材質も変更。こちらも追って紹介します。

閑話休題。ポークピカタが得意ですが、ひょんなことでちょいと焦がしてしまいました。


    ☆焦がしたと思いきや。。。

しかし食べてみると香ばしくて美味しい!今までのよりサクサク感があってナイスな仕上がりなので今度からこの焼き方で決定です。
新発見は失敗から生まれるものですね。  

Posted by 株式会社ブラスト at 07:56Comments(0)ガラスヒーター(技術)

2014年07月24日

温度センサ

インターフェックスで好評を博した顕微鏡用CO2インキュベータ、量産検証を進めています。やっぱりウェルプレート内の温度の確からしさが命、ということでCO2雰囲気でのバリデーションを刷新中ぅ。

温度を測るにはセンサの確からしさが大事になるわけですが、今回はハイパーサーミアで培った温度検出機能の一部を用いました。


センサ素子は医療用の米YSI規格です。心電計を始め体温を測る医療機器の共通規格となっています。体温用なので50℃までしか測れませんが、37℃に維持する細胞培養には十分なレンジですし、非常に高精度です。ガラスヒーター事業を始める前、元々は生体の温度制御技術がコアコンピタンス(経営資源)であったわけです。

肝になるのがこの較正済みリニアライズIC。これで検出温度の確からしさが”担保”されます。


しかしYSI米国製造のこれ、既に廃番となってしまったのです。ハイパーサーミアを開発してた頃は幾つかあったのですが、今じゃ貴重な虎の子の1個です。まだ使えるうちにこいつを基準としたリニアライズ回路つくらなきゃ。  

Posted by 株式会社ブラスト at 08:14Comments(0)ガラスヒーター(技術)

2014年06月12日

CO2コントローラ

弁当箱くらいの箱にガラスヒーターを組み込んだ、顕微鏡下で細胞培養するユニットをラインナップに加えています。
本来ならインキュベーター(培養装置)と言うところ、チャンバー(箱)と言っています。応用が広いというのもあるのですが、培養に必要なCO2濃度を管理する機構がついていないからです。

そこで、ただいま小型のCO2濃度コントローラを絶賛開発中です。

   ☆後に見えるのは試験用のCO2ボンベ

とりあえず仮組までこぎつけましたが、濃度の振れ幅が大きすぎて、まだまだ改良が必要です。しかしコンセプトは機能性能を限定した超低価格デバイスなので、あまり煮詰め過ぎないようにもしなければなりません。

チャンバーにつなげると、これだけで簡易培養環境が整います。


写真の左後ろに見えるのは温度制御装置ですが、それと一体化すれば非常に簡便な顕微鏡下培養システムとなります。バリエーションを考えると敢えて別構成にするのもアリです。
どうにか動かせるようにはなったので、インターフェックスに参考出展してお客さんの反応をうかがう予定です。  

Posted by 株式会社ブラスト at 07:39Comments(0)ガラスヒーター(技術)

2014年01月29日

ストローみたいなチューブヒーター

最近、何だかモチベーションが上がりません。別に何か問題があるとかではないのですが、どうも”ワクワク感”が足りない。寒くて縮こまっているせいでしょうか。
こういうときは強制的に盛っていくのが良さそうです。ということで2014冬のコレクション、新モデルが昨日できましたwww


   ☆細~く、長~く

昔のCMのキャッチコピーみたいですが、50口径長(口径に対して50倍の全長)というストローみたいに細長いタイプなのです。同径のユニットは標準化していましたが長さが100mmと短くて、流路長さをもっと確保できるよう試作してみました。

これ、仕上がる前から既に注文が入っています。主にケミカル向けに想定していましたが、意外とニーズがあるのかも。色々と応用が考えられそうです。
ただ、ここまで細長いと蒸着がちょっと難しい。標準化するには工程に工夫が必要そうです。

今朝は金星と三日月が隣り合わせで空に映えていました。何か良いことありそうです。  

Posted by 株式会社ブラスト at 07:58Comments(0)ガラスヒーター(技術)

2013年12月04日

熱グラデーション

円盤状のガラスヒーターはできないかという問い合わせをたまに受けます。以前に作ったことはあるのですが、こんな風になります。



電極間距離が変わると電気抵抗も変わって発熱量に差が出てしまいます。なので、ガラスヒーターの両端に設けてある銀ペースト電極は平行に配置する必要があります。

しかしそれを逆手にとって、わざと銀ペースト電極を傾けたものを作ってみました。



電極間距離が広い部分(左側)は低温に、狭い部分(右側)は高温になります。たとえば昆虫の卵の孵化には何度が適切かという実験を、温度以外は全く同一の条件で実施できます。

またマニアックなものを作ってしまった。。。  

Posted by 株式会社ブラスト at 17:33Comments(0)ガラスヒーター(技術)

2013年11月12日

温度分布の向上

面全体が発熱するガラスヒーターは温度分布の均一さを売りにしています。しかしチューブの場合、縦に配置すると熱が上に移動するのでどうしても頭寒足熱の逆になってしまいます。

それじゃあ具合が悪いこともあるので、”常に吸熱される状態を作り続ければバランス取れて均一になる”として、次のようなレイアウトを考えました。



試してみると、中々塩梅が良いようです。でも加熱能力も奪われてしまうので、電圧を上げて力技で乗り切る手立てが必要ですね。

これを応用すると、パネル状のものも出来そうです。パネルの場合、通常は±5%の分布(200℃のとき±10%)ですが200℃を超えると絶対値として分布が大きくなってしまいます。

たとえば箱型加熱炉の上下にガラスヒーターを設ける際、断熱のために2重サッシ構造にしますが、そこに窒素ガスを流すのです。



これも良いかなと思いましたが、図の左右で熱が移動するので偏りが顕著に出てしまいました。そこで送気と排気のポートを左側に集中させ、熱風が内部で循環してから出て行くようなレイアウトにしてみたところ、最初のよりはマシになりました。循環の度合いがまだ不均一なようですが、でも方向性としてはあっているようです。

営業活動の傍らでこんなことを日々、地道に積み重ねています。  

Posted by 株式会社ブラスト at 08:27Comments(0)ガラスヒーター(技術)

2013年10月22日

サーモグラフィあるある

ガラスヒーターの温度分布はサーモグラフィで測定します。細胞培養チャンバーは上下にヒーターが付いているので、上も下も赤くなった画像を想像していたら、こんな感じになってました。



側面は透明だから下のヒーターもサーモグラフに映るだろうと思うのは勘違い。サーモグラフィは可視光ではなく赤外光なのを忘れてました。見た目が透明だろうと発熱してなきゃ映りません。

蓋(上のヒーター)を外すと下も発熱しているのが分かります。



でも雰囲気は良く出ています。ただいま専用カタログを作成しているので、表紙に載せることにしました。  

Posted by 株式会社ブラスト at 07:05Comments(0)ガラスヒーター(技術)

2013年09月30日

厚さ1mmのガラスヒーター

今日で今年度の上期が終わります。JASIS以来の問い合わせと上期END納入が幾つも重なり、凄まじい忙しさでクタクタですが、どうにか収束しました。朝も早々に確認のメールを打ち、ただいま心地よい疲労感を味わっています。

さて、忙しさに追われるだけでなく新しい取り組み「厚さ1mmのガラスヒーター」にも挑戦していまして、その1stショットが上がってきました。


ぱっと見は標準品の2mm厚と変わらないのですが、


う、薄いっ!

触るのもこわごわながら、ホルダへ組み付けると意外に丈夫な感じになります。しかし油断していると、、、パキッ!
早速1枚割ってしまいました。

い、いや破壊検査を試みたのさ~。これで割れる限界点を感応的に確認できました。大きな成果でした(キリッ  

Posted by 株式会社ブラスト at 09:09Comments(0)ガラスヒーター(技術)

2013年08月26日

1mmに近づける

細胞培養用コンパクトチャンバーは文字通り細胞培養用のウェルプレート1枚を加温するもので、以前にも紹介しました。



ガラスヒーターの厚みは標準品で2mmなのですが、1mmの厚さで作れないか、と言うお問合わせをいくつか受けました。
今までは細胞が対象だったところ、インターフェックス以降”菌”を対象に考えておられるユーザー様が増え始め、透過率や倍率の関係で出来るだけ薄いものを、という主旨のようです。

発熱スライドガラスは厚み1mmを標準仕様にしているのはプレパラートでは同様の要望があるからです。でもコンパクトチャンバーの大きさは150mm×100mmと大きめ。製作中に割れたりしないかな。。。
通常の標準仕様で2mmにしているのは圧をかけて200℃以上で使うこともあるからなのですが、コンパクトチャンバーの使用環境はそんなに高レベルではありませんので、1mmを標準にしてしまうことも考えています。そうしたら厚みのバリエーションも増えることになります。

色々と応用できそうなので、とりあえず数枚作ってみることにしました。湧き出るニーズに柔軟かつ幅広く対応することを目指しています。  

Posted by 株式会社ブラスト at 08:39Comments(0)ガラスヒーター(技術)

2013年08月19日

特異形状

暑さ寒さも彼岸まで。気温は相変わらず高いままながら、お盆の終盤から心地よい風が吹くようになりました。昨日一昨日はクーラー無しで寝られたし。
でもビジネスは後半戦さらに熱くなります。来週は大阪、再来週は幕張での展示会と続きます。

新作として取り組もうとしているガラスヒーターとして、特殊な形状への蒸着があります。


   ☆左はベッセル、右は中空管

どちらも理化学用途で使われるガラス容器で、温水に浸したりニクロム線を巻いたりして加熱していたものです。これに蒸着すれば、容器そのものがヒーターになるわけです。
導電膜を蒸着した従来製品もあるにはあるけど、加熱能力が低い上に劣化しやすい欠点があります。弊社ガラスヒーターなら500℃まで劣化なく使用できます。

ベッセルに関しては以前に近い形状のものを記事掲載したことがあります。


その際はパッケージングの妙を思案していましたが、問題はコストです。サイズを標準化すればコストダウンできますが、少しづつ要望寸法が違ったりするものですから、どこに的を絞るかが鍵です。

今まで要望が寄せられていたものの、個々のニーズが小さいので検討にまで至っていませんでした。しかしあちこちから似たような問い合わせがあるので、集めれば結構なニーズになるかもしれません。  

Posted by 株式会社ブラスト at 07:26Comments(0)ガラスヒーター(技術)

2013年08月01日

ホームセンターで?!

ガラスヒーターは片面に金属膜を蒸着したもので、その膜に電気を流すと熱くなります。膜に触ると当然ながらビリッとします。絶縁するには蒸着していないガラスを合わせますが、透過率が落ちるので絶縁しないことが殆どです。

とはいえ、箱の上下にガラスヒーターを設ける際は導通部分がむき出しになるので、細胞培養など40℃くらいに限定した使用では耐熱フィルムを貼ることもあります。


  ☆細胞培養コンパクトチャンバー(上と下が透明ガラスヒーター)

貼るのは外部に出してますが、費用もそれなりにかかるし工数も増えます。今はまだ数が少ないから良いけど、標準化するにはどうしようと思案してると、ホームセンターを見てた時に窓ガラス飛散防止フィルムのコーナーが目に止まりました。窓に貼っておくと割れても破片が飛び散らないって奴です。

手に取ってみると、意外にも耐熱80℃もあって厚さ0.05mmと透過率も良さげ。おまけに一巻き千円前後と爆安!
思わず買って試してみたら、慣れると簡単に貼れます。さらに60℃で何時間か加熱しても問題なし。こりゃ良いわ。

流石に商品で使う分はホムセンで買うわけにもいかないので、業務ロールを調達することになります。でも材質はイミド系のお高いのじゃなくてもエステル系で十分イケるのが分かったのは大きな収穫。
作業は内製でも良いのですが、次の事業目標でもあるOEM供給では適用材質を記載しておくだけでOK。

ベンチャーの社長はこんなことも自らやってます(^▽^;)  

Posted by 株式会社ブラスト at 07:43Comments(0)ガラスヒーター(技術)

2013年06月17日

恐怖の音

このところガラスヒーターの特注それも超精密なものが続きます。


  ☆こんな細長いのも製作できるのです。

込み入ったものは自作の部分も多く、手間がかかります。ようやく仕上がってブツを検査し終わり、時計を見るともう真夜中。
皆が寝静まった静寂の中でコーヒーを飲んで一息ついていると、その音は突然鳴り響く。。。

ピキッ

その瞬間、冷水を浴びせられたように背筋がゾォ~っと凍りつく!

あれはガラスの割れた音?!恐る恐る振り向いて、たった今完成したばかりのブツを見る。

基材の石英ガラスは透明度が高いので、サブミクロンの微細クラックでも直ぐに分かります。
しかしどこにもそんな跡はありません。再度加熱試験をしても抵抗値チェックしても異常なし。

あの音は、きっとオバケに違いない!ポルターガイストか家鳴りだ、きっとそうだ。サッサと撤収して、眠りにつきます。

朝一番にチェックしますが、それでも異常なし。ようやく安心して出荷するのです。  

Posted by 株式会社ブラスト at 07:36Comments(2)ガラスヒーター(技術)

2013年03月25日

超極々小ヒーター

”極めて小さい”と言うと、どれくらい小さいのか、受け取り方は人それぞれです。

しかしこれは誰もが”小ぃさいっ!”と言うのではないでしょうか。



一円玉の厚み分くらいの穴が開いた、ガラスチューブヒーターを誂えました。もうね、コロコロしてすぐ失くしてしまいそうでwww

分析関係では極小の熱源を要望されることが多いので、これからニーズを掘り起こしていく予定です。

展示会にガラスヒーターを出展すると、どれくらい大きなものを作れるのかと聞かれることがあります。
大きな会社ではなく強い会社を目指すブラスト社としては、どれくらい小さなものを作れるか?!に挑んでいきます。  

Posted by 株式会社ブラスト at 07:35Comments(0)ガラスヒーター(技術)

2012年12月12日

小さな温度センサ

今日は2012年12月12日、12が3回続く日です。見積書に日付記載しながらイッチニィ、イッチニィの日だぁと気づきました。それがどうしたと言われそうですが、、、、

最近、ガラスヒーターの温度検出に薄膜白金抵抗体を使い始めました。


   ☆人差し指にチョコンと乗っかったのがそうです。

通常は熱電対を使用します。幅広い温度レンジを検出できるのが利点ですが、精度があまりよろしくない。そこで小型で高精度なものが求められる分野で適用を広げています。

配線の都合で今のところ100℃以下の用途に限定していますが、細胞培養などの温度制御ではせいぜい40℃くらいまでなので問題ありません。

小さなことを一つ一つという趣にピッタリの部材です(それが言いたかったwww)。  
タグ :温度センサ

Posted by 株式会社ブラスト at 13:33Comments(0)ガラスヒーター(技術)

2012年06月25日

バッテリ温調器

以前に細胞培養向けユニットを紹介しました。爆発的ヒット、、、とまでは行きませんが、実験用ツールとしてご好評いただいています。

このユニットの温度コントローラはコンセントから電気とってヒーターを加温するのですが、このたびバッテリで動く温度コントローラを作りました。


  ☆上に乗っかっているのがバッテリ

ブラスト社のガラスヒーターは発熱効率が高いため、これで最大100℃まで加熱させられます。細胞培養では40℃付近でしか使わないので、十分です。

なんでバッテリを内蔵型にしなかったかと言うと、容量の大きなバッテリにつなぎかえると10時間以上も持続して、UPS(無停電電源)代わりに使えるからです。

大事な実験を不意の停電でダメにしないよう、そんなニーズがあるかもしれません。明後日からのインターフェックスに参考展示します。  

Posted by 株式会社ブラスト at 08:36Comments(0)ガラスヒーター(技術)

2012年05月18日

残りモノには福?

ガラスヒーターは何種類かの標準仕様を在庫していますが、それ以外にも特注で製作したガラスヒーターも予備品を持っています。
場合によってはガラスヒーターをカットして提供することもあります。

カットした残りの端材も有効活用するか、廃棄します。
最近、半円ヒーターをカットした残り部分が出ましたが、これが何かに使えそう。


   ☆捨てるには惜しいような微妙な感じ。

後になってピッタリはまるテーマが出ないとも限らないので、とりあえず取っておきます。
家財ならどんどん消耗するだけですが、ガラスヒーターは利益につながる可能性も持っているので、端材といえども大事なお宝です。  

Posted by 株式会社ブラスト at 14:52Comments(0)ガラスヒーター(技術)

2012年05月16日

ミニミニヒーター

以前、小さなサイズのガラスヒーターを紹介しました。

MEDTECでもっと小さいのが欲しいというお客様がいらしたので、さらにカットしてみました。



下側のガラスヒーターは幅4mm長さ15mmです。

何に使うかは教えてもらえませんでしたが、いっぱい用途が広がるといいなぁ。  

Posted by 株式会社ブラスト at 09:01Comments(0)ガラスヒーター(技術)